私たちのアイデンティティ

ビジネスフィールド

地上にある人々の生活から宇宙空間までがビジネスフィールドです。

静止軌道 36,000km

いつでもつながる、必ずつながる静止衛星

1989年(平成元年)、スカパーJSATは日本初の民間通信衛星「JCSAT-1」の打ち上げに成功。以来スカパーJSATはアジア最大数の約30機の静止衛星を打ち上げ、平時はもちろん、災害時にも、安定した通信で「いつでもつながる、必ずつながる」を宇宙から実現してきました。

低軌道 2,000km

リアルタイムの宇宙データを地上で活用
衛星データ×AI

地表から近い高度を飛ぶ低軌道衛星から得られる宇宙データを活用するセンシング事業に進出。低軌道衛星から地上へリアルタイムで届けられる画像や位置情報などの地球観測データを、AI技術により解析し、防災・減災等に利活用されています。

低軌道 700km

宇宙のSDGs、宇宙ごみ除去への取り組み

世界的な課題となっている宇宙ごみ(スペースデブリ)。1mm以上の宇宙ごみは1億個以上と言われており、衝突が起きるとその数は増加します。理化学研究所、JAXA、名古屋大学、九州大学、それぞれと連携して宇宙ごみ除去衛星の開発に着手。レーザーを使う方式で安全かつ効率的に宇宙ごみを除去する世界初の取り組みです。

成層圏 20km

空の中継基地HAPS(ハップス)

地上から20kmの成層圏に高高度疑似衛星(HAPS:High Altitude Platform Station)を配置し、成層圏プラットフォーム(空中の中継基地局)として活用する構想では、静止衛星・低軌道衛星・ドローンをつなぎ地上との大容量で低遅延の通信・放送が可能に。

大気圏 10km

空でもつながり続ける移動体通信

航空機向けに、衛星通信によるインターネット接続サービスを提供。飛行機の中でも、スマートフォンやタブレット、パソコンからインターネットやエンターテインメントをお楽しみいただけます。

地上 0km

日本初・国内最大の
衛星有料多チャンネル「スカパー!」

1996年に日本初の衛星有料多チャンネル放送としてスタートした「スカパー!」。国内最多約140チャンネル、300万件を超えるお客様にご覧いただいています。放送に加え、配信も行うことで多様な視聴ニーズに対応し、お客様のまだ見ぬ感動をお届けし続けます。

0km

海でもつながり続ける移動体通信

地上回線での通信が難しい海上でのインターネット需要に応え、広い海域で衛星通信によるインターネット接続サービスを提供しています。

価値創造プロセス

地上から宇宙空間までオンリーワンのサービスを創出。

スカパーJSATは、これまで人類を発展させる普遍の原動力となってきた「未知に挑み続ける力」を武器に、宇宙をビジネス領域として開拓しつづけてきました。技術革新や気候変動、withコロナ時代における新生活様式への対応など、日々激しく変化が起きる時代を迎え、社会全体が次のフェーズへの進化を求められています。スカパーJSATもまた、技術革新を背景とする新たなプレーヤーの出現、デバイスやユーザーの嗜好の多様化など大きな変化の波の中にいます。そのような中、私たちはグループミッション「Space for your Smile」を指針として、私たちにしか提供できない新たな価値を提供し続けます。

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リスクと機会

当社は日本初の民間衛星通信事業の立ち上げから35年、宇宙事業、メディア事業において常に新しいビジネスフィールドを切り拓いてまいりましたが、近年のデジタル技術の急激な進化に伴い当社を取り巻く事業環境は加速度的に変化しています。変化を的確に把握し、事業リスクの軽減と将来の成長機会の創出を目指しています。
こうしたリスクと機会の認識に基づき、宇宙事業・メディア事業においてさまざまな施策を推進しております。
この度の新型コロナウイルス感染症拡大の状況に際しては、従前から策定していた新型インフルエンザBCPに則って縮退運用を行い、サービスを継続することができました。2021年度より地球規模で深刻化する気候変動リスクを洗い出し、2022年度リスクマネジメント計画を見直す予定です。引き続きリスク対応の実効性をさらに高め、社会的課題の解決と企業価値向上を実現します。

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