HOME

  • ニュースリリース
  • スカパーJSAT
  • 宇宙事業
  • 斜面・地盤やインフラの変状を可視化する「LIANA®」 2025年3月6日より東京都・大阪府・宮城県周辺域を対象に体験版の提供を開始 ~SAR衛星データを活用して予防保全の意思決定を迅速化~

ニュースリリース

斜面・地盤やインフラの変状を可視化する「LIANA®」
2025年3月6日より東京都・大阪府・宮城県周辺域を対象に体験版の提供を開始
~SAR衛星データを活用して予防保全の意思決定を迅速化~

2025年03月06日

  スカパーJSAT株式会社(代表取締役 執行役員社長:米倉 英一)、株式会社ゼンリン(代表取締役社長:髙山 善司)、およびID&E ホールディングス株式会社傘下の日本工営株式会社(代表取締役社長:金井 晴彦)は、衛星データを用いて、斜面・地盤やインフラの経年変化を過去に遡りモニタリングする法人・自治体向けサービス「LIANA®(リアーナ)」の体験版を2025年3月6日より無償で提供します。

  体験版では、東京都、大阪府および宮城県周辺の一部エリアにおける地盤変動やインフラの概況を確認でき、サービスの機能を実際に体験することが可能です。今後は全国の主要都市を対象に、体験版の閲覧可能エリアを順次拡大する予定です。 

  LIANA®の提供により、地方自治体やインフラ事業者、建設コンサルタントなどが、災害対策や老朽化したインフラの維持管理を、コストや人員の負担を軽減しながら効率的に行えることが期待されます。また、予防保全の意思決定をサポートすることで、災害リスクや社会課題に対する不安を軽減し、安全・安心なまちづくりに貢献します。

■LIANA®とは

LIANA ®は3社が 2020 年10月に発表した「衛星防災情報サービス」の1つです。SAR画像解析ツールの開発に強みをもつスカパーJSATが解析を担当し、利用者が確認したいエリアの地盤変動を時系列で表示します。Webシステムには、日本工営の知見に基づく地盤変動の状況を視覚的に分かりやすく見える化するノウハウが含まれています。さらに、ゼンリンの詳細な地図データが実装されています。LIANA ®は斜面や地盤・インフラの変動をミリメートルからセンチメートル精度でモニタリングすることが可能です。

 

【LIANA ®でできること(例)】

■体験版公開エリア
東京都、大阪府、宮城県周辺域
※今後は全国を対象に、主要都市や他地域の体験版を順次公開予定
(体験版は一部エリアのみ閲覧可能)

■体験版と有償版の仕様概要
体験版の利用登録から20日間、無償でサービスを利用可能

  • ※詳細については、お問い合わせください

■体験版によって期待される効果
・ サービスの実際の使用感を事前に把握可能
・ 有償版の利用前にサービス内容を把握することで、利用前後におけるお客様-サービス提供者間のミスマッチを防止

【 LIANA ®解析結果と活用イメージ/東京(江東区)エリア】

【LIANA ®解析結果と活用イメージ/大阪(大阪平野)エリア】

【LIANA ®解析結果と活用イメージ/宮城(仙台~石巻)エリア】

体験版の利用や各種問い合わせについては、下記サイトよりご連絡ください。
スカパーJSAT事業サイトhttps://www.skyperfectjsat.space/jsat/service/liana/

■関連リンク
・2024年3月21日リリース:「LIANAメッシュ」の提供を開始
~SAR衛星データを活用した低価格・定額プランでDXを実現~
https://www.skyperfectjsat.space/news/detail/post_252.html

・2022年11月1日リリース:―スカパーJSAT・ゼンリン・日本工営―
衛星で斜面やインフラの変動リスクをモニタリングするサービス「LIANA」をリリース
―斜面変動のリスクを視覚化し利用者の予防保全をサポート―
https://www.skyperfectjsat.space/news/detail/_liana.html

 ・2020年10月15日リリース:衛星×地図データ活用し水害等を予測・減災
国内初の『衛星防災情報サービス』提供に向けて業務提携
https://www.skyperfectjsat.space/news/detail/_jsat.html