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環境・インフラ

環境

世界初の次世代風力発電機×衛星通信サービスによる安心安全な生活空間の提供

スカパーJSAT(株)は、「台風発電」で知られる株式会社チャレナジーとのパートナシップのもと、電力・通信インフラが共に脆弱な東南アジアや太平洋州の島しょ国といった世界のデバイド地域において、安定した風力発電と衛星通信を組み合わせたサービスを2019年度中に事業化することを目指した協力活動を行っています。

チャレナジーが開発中の「垂直軸型マグナス式風力発電機」は、一般的なプロペラ風車で生じうる騒音やバードストライクがない点で環境懸念が小さく、また好天下でも台風レベルの強風・乱流下でも安定した発電ができるという高い環境柔軟性があります。衛星通信は離島・山間部等のデジタルデバイド地域への高度な通信サービスの提供や、大規模災害後の災害復興通信を強みとしており、高額で環境負荷が大きく、ディーゼル式の不安定な電力インフラを利用していた離島・山間部等に住む人びとに、電力と通信による文化的な暮らしをお届けできる世界初の技術として期待されています。

なお、2017年9月にチャレナジーとスカパーJSAT(株)は、経済産業省「平成29年度途上国における適応対策への我が国企業の貢献可視化に向けた実現可能性調査事業」に共同で採択され、フィリピン共和国において事業可能性調査を開始致しました。今後、この共同事業の実現により、未来的にはマグナス風車の稼動データや気象データを蓄積、解析することで得られる知見と他のアプリケーションからのデータを掛け合わせ、気象ビジネスや気候変動適応対策などの新領域にもビジネスを拡大しSDGsの達成に向けて積極的に取り組んでいきます。

  • 途上国を対象に、我が国企業による優れた技術等を活用した適応分野での貢献の実現可能性や、その効果の測定方法、指標の策定する実現可能性調査を行うことを目的とする事業。平成24年度より実施されている。

チャレナジーYouTube動画

インフラ

デジタルデバイドの解消

衛星通信は、その広域性と同報性、機動性により、電力と電波を受信できるアンテナがあれば、地上回線を敷設できない山間部や離島などの島しょ地域等でも、インターネットを含む通信が可能となります。これにより不便が快適へと変わり、地域間の情報格差を縮小することができます。特に災害時などには人々のインターネットアクセスが普遍的に可能となるほか、後発開発途上国においては通信環境の拡充が教育や経済、技術等の格差解消にも寄与します。

チャレナジーのマグナス風車にスカパーJSATの衛星通信システムを接続する共同実証実験のイメージ