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「それぞれの未来ストーリー」 Vol. 1
9つの重要課題テーマとマテリアリティ編

マテリアリティができるまで~当時の心境とこれから~

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「それぞれの未来ストーリー」は、Space for your Smileな未来に繋がる取り組みについて、当社グループの社員にインタビューするシリーズです。

当社グループは、Space for your Smileというサステナビリティ方針のもと、サステナビリティ経営を推進しており、また、経営陣・社員によって策定された9つの重要課題テーマおよびマテリアリティを特定しています。

今回は、マテリアリティ特定に携わった役員・社員にインタビューを行った際の一部をお届けします。当時どのような心境のもと特定に取り組み、そして今どう考えているのか、メンバーのリアルな声をご覧ください。

―――今回インタビューしたメンバー(※役職は2022年11月時点)

左から美谷さん、谷口さん、小林さん、窪田さん(TV画面)、堀さん、森合さん、加茂さん

スカパーJSAT株式会社
経営管理部門
谷口浩司さん(部門リーダー)
小林正法さん(マテリアリティ担当
※マテリアリティ特定当時)
宇宙事業部門
森合裕さん(部門リーダー)
メディア事業部門
窪田一夫さん(前部門リーダー)
美谷衛さん(部門リーダー)
堀智一さん(マテリアリティ担当
※マテリアリティ特定当時)
司会
サステナビリティ推進部長 加茂弘子さん

―――マテリアリティ特定に向けての活動は2020年に始まりました。マテリアリティ特定メンバーにアサインされた当初の心境をお聞かせください。

谷口さん:個人的に温暖化など環境問題はもともと気になっていました。サステナビリティについて学んでいく中で、今後10年、20年、30年後の私たちの子どもやその家庭がどうなっているかまで考えてみると、非常に重要な課題だなと思いました。

窪田さん:以前に受けた研修で、サステナビリティに取り組む企業だけが社会に生き残るという想定のもと、北欧諸国を筆頭にサステナビリティに関する取り組みが世の中で進んでいると学びました。その後、会社としてもSDGsを進めるべきだと社内へ提案していたので、ああ、いよいよ(サステナビリティに向けた活動が)始まるのだという思いでした。

―――マテリアリティ特定に取り組んでいる中で考え方は変わりましたか。

堀さん:“社会課題解決”という視点で、事業をみつめるようになりました。業務とサステナビリティを結び付けて取り組むこと、いまの事業、新事業においてサステナビリティをさらに意識することは、当社がまだまだ取り組む余地があると思います。

小林さん:情報システム部としてできることはCO2削減のため、低消費電力のサーバーを使用するくらいといった感覚でいましたが、例えば人財活躍につながる取り組み(IT支援)など、所属部署の業務が幅広く役立つことに気づき、非常によかったと思います。

谷口さん:マテリアリティ特定に携わったことで、所属部門の立場に限らず、様々な観点で当社の課題を考えていいというふうに思えるようになりました。

―――マテリアリティと各業務をどのように繋げていけばよいでしょうか。

美谷さん:マテリアリティは特定されているものの、具体的にこうやらなければならないといった一律のルールはないので、その時々に主体である社員がサステナビリティを意識し判断していくことが大切かと思っています。

森合さん:社内浸透においては、まずはそれぞれが今取り組んでいる事業が、こういう面で社会へ貢献できている、ということを少しずつ理解してもらうことが大切かと思います。例えば、半年に一度、マテリアリティの進捗報告を行なっていますが、各部署でそうした機会を利用して、事業が何かの形で貢献できているのかということを意識してもらいたいです。

―――今後への思い、お考えをお聞かせください。

谷口さん:当社には、サステナビリティ推進部がありますが、“推進しなくてもいい状態”、サステナビリティの話が普通の会話としてできているような会社になれば、さらに社会への貢献に携われる会社になると考えます。

(インタビュー日: 2022年11月15日)

今後も当社グループは、重要課題テーマおよびマテリアリティへの取り組みを進化させ、さらなる成果を達成すべく、サステナビリティ経営を積極的に推進していきます。私たちは、これらの課題に真剣に取り組み、環境や社会に対する責任を果たしていきます。同時に、多くの皆さまに当社の取り組みに対する関心を持っていただけるよう、情報発信と透明性を高め、共感をつなげていくための努力を続けてまいります。