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次世代のため地域のため

中学生・高校生向け施設見学レポート
in 横浜衛星管制センター

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スカパーJSAT(以下、当社)では重要課題テーマの1つ「地域・コミュニティの発展」の取り組んでおり、将来世代の人財の育成のため、当社アセットを活用した次世代教育支援活動を行っています。

今回は、2024年12月に行われた、自由が丘学園高等学校2年生の皆さんの横浜衛星管制センター(以下、YSCC)施設見学の様子を紹介します。
中学生・高校生向け施設見学プログラムは、次世代を担う若者たちが衛星通信や衛星放送の仕事現場に触れることで、宇宙への興味や将来のキャリアを広げる機会を提供することを目的としています。2024年7月から募集を開始し、YSCC では今回が初の受け入れとなりました。

中・高校生向け施設見学プログラム中学生・高校生向け施設見学プログラム

☞スカパー東京メディアセンター(東京都江東区)でも施設見学を行っています。

当日は、YSCCの若手社員を中心とした当社社員によるオリエンテーションと施設見学を行いました。
高校生の皆さんに当社の事業概要説明を行ったあと、YSCC施設見学を行ったところ、皆さんは熱心な様子で社員の説明に耳を傾け、興味を持って施設見学をしていました。この記事では当日の様子をお届けします。

オリエンテーション

オリエンテーションでは、宇宙事業全般の概要とYSCCの役割や日々の業務についての紹介がありました。YSCCが24時間365日衛星通信の運用と管理を行う重要な役割を担っていることや、衛星は災害時でも影響を受けないこと、海や空の上でもインターネットができることなど、身近な例を挙げ説明をすると、参加者からは、「機内WiFi使用したことがある!」という声も上がり、日常生活との結びつきも感じられたようでした。
また、事前に参加者から寄せられた質問に若手社員が答え、参加者の皆さんは「大学時代の専攻」や「入社を決めた理由」などの話を興味深そうに聞いていました。

YSCC施設見学

オリエンテーションが終わると、いよいよ実際の施設見学です。
施設見学では、衛星模型、衛星回線監視やサービスの運用室、屋外アンテナ、衛星管制室などを見学しました。見学中は、衛星や宇宙を身近に感じてもらえるよう、「人工衛星を発明した人はだれ?」「人工衛星の寿命は何年?」「このアンテナの使用期間は?」など、事項衛星や YSCCにまつわるクイズを交えながら進行しました。特に大きなアンテナには驚いた様子で、熱心に見学していました。

参加者の感想

見学後、参加者からは次のような感想が寄せられました。
「衛星は災害時にも役に立ち、とても大きな存在であることを知ることができました。様々な場面でスカパーJSATのサービスが使われていることを知ったので、これから気にしてみたいと思いました!」「スカパーと聞くと放送しか思い浮かばなかったけれど、今回の見学を通じて衛星についても取り組んでいると知ることができてよかった。」

教員の方からは「いつどんなきっかけで皆さん宇宙に興味を持たれたのですか?」「中々見に来られない施設なので他の生徒もまた連れてきたいと思いました」との声もありました。
今回の見学を通じて、当社の事業内容をより深く知り、衛星通信や宇宙ビジネスに興味を持つきっかけとなっていればうれしく思います。

当社の衛星を運用・コントロールする 「横浜衛星管制センター」および、スカパーサービス等の放送設備や番組制作設備のある「スカパー東京メディアセンター」では、実社会で働く社会人とのコミュニケーションの場として、キャリア教育にプログラムを提供しています。ご希望の方は、下記サイトよりお申し込みください。

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