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いつでも どこでも ずっと つながる

それぞれの未来ストーリー Vol.13
FTTH再送信テレビサービス(光回線テレビ)
~光回線を使い放送サービスを届ける~

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「それぞれの未来ストーリー」は、Space for your Smileな未来に繋がる取り組みについて、当社グループの社員にインタビューするシリーズです。

今回は、当社が掲げる重要課題テーマの一つである「レジリエントな放送・通信インフラの構築や、情報格差の解消 ~いつでも どこでも ずっと つながる~」について、スカパーJSAT㈱(以下、当社)メディア事業部門 光アライアンス事業本部 営業部の社員に話を聞きました。

―――今回インタビューしたメンバー

スカパーJSAT株式会社
メディア事業部門 光アライアンス事業本部 営業部
矢田部 弘史さん、杉山 蒼さん、川上 永里萌さん

光回線テレビの概要

―――初めに、光回線テレビについて教えてください。

川上さん:光回線テレビとは「地上波やBS・CS放送、4K・8K放などすべてのテレビ放送を光回線で見られるサービス」です。東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(以下、 NTT西日本)が提供するフレッツ光回線を取り扱う光コラボレーション事業者(以下、「光コラボ事業者」)が提供しているインターネットサービスのオプションとして、光回線テレビやスカパーサービスを利用いただくことができます。
※光コラボレーション事業者:NTT東日本とNTT西日本からフレッツ光の回線の提供を受け、光回線サービスと各社の独自サービスとを組み合わせて展開しているプロバイダや携帯キャリア

▼光回線テレビサービスサイトはこちら

―――光回線テレビの特徴について教えてください。

川上さん:光回線テレビはRF方式という放送用帯域を使用し、テレビを同時利用してもインターネットの通信速度には影響せず、快適に利用できるのが特徴です。

アンテナを設置してテレビを視聴する場合と比べても、いくつか利点があります。
光回線テレビにはアンテナ設置に伴う作業・費用・メンテナンスが不要で、台風などでアンテナが家を傷つけてしまうリスクもなく、安全に生活するうえでのリスクを減らせます。
また、新築住宅の外観を損なわずにテレビ視聴環境を整えられたり、光回線を設置するだけで4K放送/8K放送を含む全てのテレビ放送が視聴できたりと、光回線テレビは良いことづくめなんです!

「光回線テレビ」イメージ図

光回線テレビとマテリアリティのつながりについて

―――光回線テレビとマテリアリティ「あらゆるエリア・環境への放送・通信インフラの提供」にはどのようなつながりがあると考えますか?

杉山さん:アンテナを設置した場合と比較して光回線テレビは台風や雪害などの悪天候による受信障害の影響を受けにくく、安心・安全にサービスを提供することができます。
また、周囲の高い建物や盆地など、地理的な制約で電波が届かずアンテナが利用できない地域があるのですが、そのような地域に光回線テレビを導入し、テレビを視聴できる状態にすることは、マテリアリティの「あらゆるエリア・環境への放送・通信インフラの提供」につながっていると考えます。

社会とのつながりと業務のやりがい

―――日々の業務の中で、社会とのつながりを感じるときはありますか。また、その実感がモチベーション向上につながることはありますか。

杉山さん:実際に光回線テレビを利用しているお客さまからの声を聴いたときは、自身が行っていることがお客さまに届いている、社会の期待に応えられていると感じ、やる気につながりますね。

販売店舗様を巡回・販売支援をするラウンダースタッフから、お客さまの声を伺うことがあります。「光回線テレビを通じてスカパーサービスが利用できたことで、様々なコンテンツを視聴できるようになり、テレビをもっと楽しめるようになった」という声があったと伺い、とても嬉しい気持ちになりました。

―――お客さまの声は励みになりますね。光回線テレビは、光コラボ事業者をはじめ、マンションのオーナーやデベロッパーなど様々なお取引先と一緒に推進しているとのことですが、そのような方々とのパートナーシップを通じて感じることはありますか。

矢田部さん:光コラボ事業者からは、各社が提供するインターネットと光回線テレビをトータルで提供することで、お客さまにとって普遍的な生活インフラとして使っていただき、ご契約の長期継続につながっていると伺っています。
他社と連携することで、お客さまにとってより価値のあるサービスを提供できていると自負しています。

矢田部さん:大型物件の場合、アンテナなどに比べると光回線テレビは建物内のテレビ共聴設備(増幅器など)を低コストで構築できるメリットがあります。当社の光回線テレビは麻布台ヒルズや晴海フラッグなど大規模プロジェクトの建物にも導入されており、ご提案先のデベロッパーからも当社サービスの価値を認められ、採用いただけていることに誇りを感じています。

詳しくは麻布台ヒルズにおける光回線テレビの導入ついてのニュースリリースをご覧ください。

光回線テレビの今後について

―――今後、新たに取り組みたいと考えていることについて教えてください。

川上さん:まずはテレビ視聴の選択肢として、アンテナやケーブルテレビのほかに、光回線テレビがあることをより多くの方々に知っていただけるよう、認知度を向上させていきたいです。

杉山さん:また、様々な企業と一緒に推進していく事業ですので、今後もパートナー企業との関係をさらに強化していきたいです。光回線テレビの便利さや多チャンネル放送の楽しさを多くのお客さまに体験いただき、生活に彩りを加えられたら嬉しいです。

(インタビュー日:2024年7月4日)

光回線テレビは、周囲の高い建物や盆地など、地理的な制約がある環境でもご利用いただけます。より多くの方々への提供を目指し、日本全国における世帯カバー率は77%まで向上しました。(2024年7月時点)
今後も、重要課題テーマの一つである 「レジリエントな放送・通信インフラの構築や、情報格差の解消 ~いつでも どこでも ずっと つながる~」 の実現に向け、積極的に取り組んでいきます。

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  • 1.貧困をなくそう
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  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
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  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう