当社グループでは、重要課題テーマの一つとして「多様な人財の活躍」を掲げ、「従業員一人ひとりが持つ力を最大限に発揮し、全員がイキイキと活躍できる会社」を目指しています。
この度、スカパーJSAT株式会社(以下、当社)では、「仕事と介護の両立」に関する社内座談会を有志メンバーで開催しました。
今回は、この座談会の開催に至った経緯や、当日の様子をお届けします。
初の「介護座談会」開催へ
少子高齢化が進む日本において、「介護」は社会全体の大きな課題となっています。こうした状況を踏まえ、企業には従業員が仕事と介護を両立できるような体制を整備する機運が高まっています。
当社では昨年、介護に関する社内アンケートを実施し、仕事と介護を両立している社員が多くいることや、その両立に悩みを抱える社員がいることが分かりました。
そこでまずは仕事と介護との両立における不安を少しでも軽減できるよう、24年2月に仕事と介護の両立支援セミナーを実施しました。セミナーでは人事部より当社の支援制度、株式会社パソナライフケア(以下、パソナライフケア)の講師より介護保険制度や、仕事と介護の両立事例について講義を行いました。セミナーには多くの社員が参加し、関心の高さがうかがえました。
また、その際「情報交換や悩みを共有できる場がほしい」という意見が寄せられ、9月に有志メンバーによる介護座談会を開催することになりました。
座談会の様子
座談会には、6名の社員が参加しました。
介護に関する悩みやリアルな体験をベースに、体力的・精神的な負担、経済的な負担、仕事との両立に不安を感じた経験などを一人ずつ語りました。
参加者たちは互いの話に共感し合い、それぞれの経験に基づいたアドバイスが交わされました。座談会後には「話したことで心が少し軽くなった」などの声が上がり、参加者にとって貴重な交流の機会となりました。
担当者からのメッセージ
「私自身も介護に直面しているなか、座談会では皆さんの話に共感し、励まされ、終わった後には心が軽くなったことに驚きました。介護の悩みを話すには少し勇気がいりますが、同じ職場の同僚だからこそ分かり合える部分もあると思います。今後もこうした機会を設け、“全員がイキイキと活躍できる会社”を目指したいです。」
スカパーJSAT株式会社 経営管理部門 人事部 長田 里子さん
当社では、多様な人財がそれぞれの力を発揮し、安心して働き続けられる環境づくりを大切にしています。
今後も、社員が抱えるさまざまなライフステージの課題に対応しながら、介護と仕事の両立を含め、働きやすい職場環境の実現に向けたサポートを強化してまいります。