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ニュースリリース

総務省公募案件
「グローバル量子暗号通信網構築のための衛星量子暗号技術1の研究開発」受託について

2021年07月20日

 スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉 英一、以下 スカパーJSAT)は、総務省公募案件「令和3年度 情報通信技術の研究開発に係る提案」における「グローバル量子暗号通信網構築のための衛星量子暗号技術の研究開発」課題について提案を行った結果、受託先として選定されたことをお知らせします。

 宇宙産業は成長産業の一つとして注目されており、なかでも人工衛星は様々な用途での活用が期待されています。利用の拡大が見込まれるデータ通信においては特にセキュリティレベルのさらなる向上が求められており、スカパーJSATは今回の選定結果を受け、見通し通信量子鍵配送技術および物理レイヤ暗号技術2の研究開発を行い、地上から低軌道、中軌道、静止軌道まで含めたグローバルなスケールで量子暗号通信網の実現に貢献していく所存です。

  • グローバルなスケールでの量子暗号通信網のイメージ

 スカパーJSATは、これまで宇宙事業で培った知見と創意を活用し、今後も宇宙産業の発展に貢献してまいります。

(参考)総務省ホームページ: 令和3年度 情報通信技術の研究開発に係る提案の公募の結果
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin03_04000442.html

※1計算技術が進展しても解読の危険性が無い暗号技術
※2鍵配送の高速化と長距離化を図ることができる鍵配送方式技術

 

以上