ニュースリリース
スカパーJSAT、「GLION ARENA KOBE」に
災害医療対応衛星通信アンテナを導入
~医療機関との連携による災害対策を強化~
2025年01月17日
スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉 英一、以下スカパーJSAT)は、2025年4月に兵庫県神戸市に開業する予定の多目的アリーナ「GLION ARENA KOBE」(ジーライオンアリーナ神戸)に、災害医療対応衛星通信アンテナを導入し、衛星IPネットワークサービス「ExBird(エックスバード)」※1を提供することを決定しました。これにより災害時にも衛星回線を通じて安定したインターネット接続や音声データ通信が利用可能となり、医療機関との連携によって円滑な医療活動を支援します。
スカパーJSATは、「GLION ARENA KOBE」の運営会社である株式会社One Bright KOBE(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長 渋谷 順、以下One Bright KOBE)と、2023年4月に協創パートナーシップ契約を締結し、「コンテンツ・BCPサステナブルパートナー」として「神戸アリーナプロジェクト」に参画しています。この連携を基盤に、災害医療対応衛星通信アンテナの設置を通じて、阪神淡路大震災から30年の節目となる本年、阪神淡路地域の災害対策強化に共同で取り組んでいきます。
また、One Bright KOBEと「GLION ARENA KOBE」をホームアリーナとして活動するB.LEAGUE(プロバスケットボールリーグ)「神戸ストークス」が中心となって地域・社会課題解決に取り組む「TOTTEI(トッティ) ALL GREEN ACTION」の一環として、兵庫県内の災害拠点病院との連携も進めていく予定です。
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図:ExBird利用イメージ
「神戸アリーナプロジェクト」は、神戸市が公募した新港突堤西地区(第2突堤)の再開発事業で、さまざまなパートナーと共創しながら、スポーツ・エンターテインメント・デジタルとの融合により、新たな驚きと感動を生み出すことを目指す民設民営のプロジェクトです。日本初・270度海に囲まれた水辺のアリーナ「GLION ARENA KOBE」と周辺エリアの「TOTTEI PARK」を一体運営し、神戸の新たなランドマークとして、地域の魅力発信の拠点となることを目的としています。B.LEAGUE「神戸ストークス」の本拠地としてホームゲームが行われるほか、音楽コンサートやスポーツイベント、国際会議、展示会など多様なイベントに対応可能な多目的アリーナとして、大阪・関西万博が開幕する2025年4月の開業に向けて準備が進められています。
スカパーJSATは、「神戸アリーナプロジェクト」を通じ、音楽・スポーツなどのエンターテインメントイベントの共同開発、事業化プロジェクトへの参画や、大規模災害発生時の衛星通信ソリューションの提供を行うことで、地域活性化と持続可能な社会への実現に貢献していきます。
■One Bright KOBE会社概要
社名:株式会社One Bright KOBE
代表者:代表取締役社長 渋谷 順
本社所在地:兵庫県神戸市中央区浪花町56 起業プラザひょうご内
出資会社:株式会社スマートバリュー、株式会社NTTドコモ
ホームページ:https://www.totteikobe.jp/
※1 ExBirdサービス:衛星通信の特長である「耐災害性」、「広域性」を活かした通信ネットワークサービス。容易かつスピーディに衛星通信を導入することができる。
ExBirdサービスサイト:https://www.skyperfectjsat.space/jsat/service/exbird/
以上