HOME

ニュースリリース

通信衛星Horizons-4の打ち上げ成功に関するお知らせ

2023年08月03日

 スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉 英一、以下スカパーJSAT)とIntelsat S.A.(本社:ルクセンブルク、Chief Executive Officer:David Wajsgras、以下Intelsat)は、通信衛星Horizons-4の打ち上げに成功したことをお知らせします。

 Horizons-4は、日本時間8月3日(木)午後2時00分、ケープ・カナベラル宇宙軍基地(アメリカ合衆国フロリダ州)からスペースX社のFalcon 9ロケットによって打ち上げられ、午後2時33分にロケットから分離しました。今後、静止軌道上での性能確認試験を経て、2023年4Qに運用を開始する予定です。

 Horizons-4は、Horizons-1(2003年打ち上げ)、Horizons-2(2007年打ち上げ)、JCSAT-85/Intelsat 15 (2009年打ち上げ)、Horizons 3e (2018年打ち上げ)に続く、Intelsatとの5機目の共同衛星です。Horizons-4は、現在西経127度の静止軌道に位置するHorizons-1の後継機となる予定で、Kuバンドのトランスポンダーと複数のビームを搭載し、アラスカ、ハワイを含む米国50州、メキシコ、カリブ海全域に加え、太平洋地域の移動体通信を支えます。

1.打ち上げ日時       : 2023年8月3日 午後2時00分(日本時間)
2.打ち上げ場所       :  アメリカ合衆国フロリダ州ケープ・カナベラル宇宙軍基地
3.打ち上げ委託先     :  スペースX社(Falcon 9)
4.衛星メーカー        :  Maxar社(Maxar 1300 シリーズ)
5.衛星の主要諸元     : (1)周波数:Kuバンド
(2)主要カバレッジ:北米及び太平洋
6.運用予定軌道位置    : 西経127度
7.その他             : Horizons-4は、米国を拠点とするスカパーJSATの子会社JSAT International Inc.とIntelsatの子会社Intelsat US LLCの合弁会社であるHorizons-4 Satellite LLCが所有します。

スカパーJSATについて
スカパーJSATは、宇宙事業とメディア事業を両輪とする国内唯一の事業会社です。宇宙事業では30年以上にわたり静止軌道衛星を保有・運用し、現在はアジア最多16機の静止衛星を介して「スカパー」の伝送や航空機・船舶向けインターネット回線、災害時のバックアップ回線など様々な衛星通信サービスを提供しています。また、超スマート社会の実現に向けて、すべての空間を対象とした革新的な通信ネットワーク及び地球規模のデータ収集ネットワーク構築を推進しています。メディア事業では、有料多チャンネル放送サービス「スカパー」、動画配信サービス「SPOOX」に加え、光回線を経由した地上波・BSならびに「スカパー」の再送信サービスを提供するFTTH事業にも取り組んでおります。また、保有する様々なアセットを活用してお客様の課題解決を支援するメディアソリューション事業にも進出し、ビジネスの多角化を目指しております。https://www.skyperfectjsat.space

インテルサットについて

インテルサットのグローバルな専門家チームは、世界規模の次世代ネットワークとマネージド サービスを通じて、政府、NGOや民間のお客様にシームレスで安全な衛星通信を提供することに重点を置いています。インテルサットは、世界最大規模かつ最先端の衛星フリートと通信インフラを運用することでデジタルディバイドを解消し、人々とそのツールが海を越えて話し、大陸を超えて会い、空を通じて相手の声を聞いて、協力・共存できるようにします。 60 年前の創業以来、インテルサットはお客様と地球へのサービスにおいて衛星業界「初」の代名詞となってきました。 イノベーションを得意とし、新世代の課題への対処に注力するインテルサットのチームメンバーは、現在、宇宙分野での革新を起こし、業界のデジタルトランスフォーメーションをリードする中で、宇宙における「次なる初」に目を向けています。

以上

添付資料
通信衛星Horizons-4のイメージ写真