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群馬テレポートセンター
<GTC:Gunma Teleport Center>

概要

群馬テレポートセンターは群馬県榛東村に所在しており、1989年に旧(株)衛星ネットワークのVSAT制御局として開設されました。(※2021年にスカパーJSATと合併)
1997年には災害を受けにくい立地を評価されデータセンター誘致に成功し、免振機能付きサーバールームを有するコンピュータ棟を開設しています。

海抜350mに位置し津波被害の想定が無いだけでなく、他の自然災害も少なく、見通しを広く取ることのできる立地を活かし、データセンターのハウジング、観測衛星受信局のコロケーション等、様々な用途でご利用頂いております。

アンテナ設備の提供のみならず、信頼性の高い電源設備と空調設備環境下において、ニーズやシステム規模に応じてお客様持込みのラック等を設置するスペースをご提供し、トータルでサービスを提供いたします。

  • エントランス

  • ロビー

  • コンピュータ棟

アンテナ設備

衛星周波数アンテナ径
Agile Ku 9.0m
Agile Ku 5.6m
Agile C 9.0m

災害に対する立地・設備の優位点

地震が非常に少なく、台風・水害の被害が少ない立地

  • 大規模な地震の頻度:
    東京都にある断層帯(立川断層帯)の集積確率は30~90%以上となっており、いつ直下型の地震が発生してもおかしくないと考えられていますが、群馬県から埼玉県に横切る断層帯(深谷断層帯)における地震の集積確率は0~3%と非常に小さい値となっており、群馬県直下で地震が発生することは低いと考えられています(平成27年4月24日 地震調査委員会発表)。
    なお、東日本気震災では近隣の高崎市では震度5強を観測しましたが、榛東村では震度4でした。気象庁の震度データ(1923年~2015年)によると、この東日本震災時の震度4が最大となっており、震度4の発生はその時の1回のみです。
    ※集積確率:前回の地震発生から現時点までの間に地震が発生しているであろう確率
    出典:気象庁ホームページ http://www.data.jma.go.jp/svd/eqdb/data/shindo/index.php
  • 水害の頻度:
    群馬センター周辺には大きな河川もなく、地形が緩やかな傾斜となっている為、河川の氾濫及び洪水/津波等の恐れは低いと考えられます。

強固な設備

  • 電源棟

  • 二系統受電:
    別々の変電所からの二系統受電設備を備え、
    一系統の停電時にもシステムへの電源供給が途絶えることはありません。
    【常用系】渋川エリア(吉岡変電所経由)
    【予備系】高崎エリア(保渡田変電所経由)
    ※東日本震災時の計画停電時には、両系統が同時に停電することなく、
    商用電源の供給停止による自家発電機供給は発生しませんでした。
  • 非常用自家発電機(ガスタービン):
    万が一の際にも自家発電設備により、最長で連続1週間程度電源供給を行うことが可能です。
    非常用自家発電機:1500KVA
    燃料地下タンク:48,000リットル(連続稼動約1週間:満タン時概算)
    ※内閣府はライフラインが復旧するまでの72時間稼働できるようにすることを推奨
  • UPS(無停電電源装置):
    本棟:150KVA  3基(2:1冗長)
    コンピュータ棟:300KVA  6基(2:1冗長 ×2)
  • 二系統受電設備

  • 非常用自家発電機

  • 地下タンク貯蔵所

  • UPS(無停電電源装置)

  • 消化設備:
    ハロンによる消化設備を装備しております。通常の消火剤によるものと異なり、有事の際にハロン消火を実施した後にも、素早い復旧作業が可能です。
  • セキュリティ:
    敷地内に監視カメラ設置(映像を1ヶ月保存)
    電子ロックの開閉門
    カードリーダーによる入退室管理
    24時間365日有人管理
    センサーによる外部からの侵入検知

ギャラリー

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