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ニュースリリース

スカパーJSAT 宇宙スタートアップとの
協業加速のため100億円の投資枠を設定
~新たな宇宙ビジネスの共創を目指して~

2024年03月28日

 スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 米倉 英一、以下「スカパーJSAT」)は、国内外の宇宙関連スタートアップや宇宙系ベンチャーファンドを対象に100億円の枠を設けて投資を行うことを決定しました。この投資枠の設定に加え、一般社団法人SPACETIDE(所在:東京都港区、代表理事:石田 真康、以下「SPACETIDE」)が提供するアクセラレーションプログラム「AXELA」との連携等により、スカパーJSATが積み上げた知見・アセットとスタートアップの新しい技術を組み合わせ、持続可能な未来のための新たな宇宙ビジネスを共創します。

 スカパーJSATは、2022年4月28日に、新技術の活用と宇宙事業の領域拡大を目指して2030年までに1,500億円の成長投資を行うと発表しており、今回の投資枠100億円はその一部となります。投資枠の概要は以下の通りです。

1.投資目的
 スカパーJSATが保有する知見・アセットとスタートアップの新しい技術を組み合わせ、新たな宇宙ビジネスを共創し、持続可能な未来を創ること
2.投資規模 100億円 
3.投資対象 国内外の宇宙関連スタートアップや宇宙系ベンチャーファンド
4.投資領域
 スカパーJSAT宇宙事業の成長に関連する分野(通信、衛星データ等スペースインテリジェンス、開拓領域等)
5.投資期間 2030年まで
6.その他 
 SPACETIDE「AXELA」へ参画し、スカパーJSATとの協業を推進する

 スカパーJSATは、日本の民間企業で初めて人工衛星を打ち上げて以来30年以上にわたり、静止衛星による通信サービスを軸として様々な宇宙ビジネスを創出してきました。2019年からは新たにスペースインテリジェンス事業への取り組みを開始し、衛星データを活用したソリューション事業を展開、九州発スタートアップ(株)QPS研究所への出資と協業を進めています。また2024年1月には社内発スタートアップ(株)Orbital Lasersの設立、JAXA発スタートアップ(株)天地人への出資を行うなど、スタートアップとの連携・共創はスカパーJSATの成長にとって欠かせない取り組みの一つとなっています。
引き続き、持続可能な未来の実現を目指し、宇宙関連スタートアップをはじめ、宇宙を取り巻く様々なプレーヤーとともに新たな宇宙ビジネスを創造します。

■一般社団法人SPACETIDE(スペースタイド)概要
 2015年から「日本および世界の新たな宇宙産業の発展」をビジョンに掲げ、産業横断的な取り組みを通じて宇宙ビジネス全体の課題解決・底上げを図り、宇宙ビジネスの新たな道筋を創り出すために活動している団体。主たる活動として、民間による日本最大規模の宇宙ビジネスカンファレンス「SPACETIDE」を主催。また、国際競争力ある宇宙スタートアップを創出するため、2022年に日本初の宇宙分野に特化したスタートアップを対象とするアクセラレーションプログラム「AXELA」を立上げ、新たなエコシステム構築を目指す。
サイトURL:http://spacetide.jp/
SPACETIDE「AXELA」:https://spacetide.jp/axela/

■関連リンク
●2024年1月31日 プレスリリース
スカパーJSATとJAXA認定宇宙ベンチャーの天地人 出資契約を締結
https://www.skyperfectjsat.space/news/detail/jaxa.html

●2024年1月30日 プレスリリース
スカパーJSAT発スタートアップ 「株式会社Orbital Lasers」設立のお知らせ
https://www.skyperfectjsat.space/news/detail/_orbital_lasers.html

●2023年7月18日 プレスリリース
スカパーJSATとQPS研究所 小型衛星運用業務に係る協業を開始
https://www.skyperfectjsat.space/news/detail/qps_1.html

●2023年3月9日 プレスリリース
株式会社QPS研究所による追加資金調達ラウンドへの参画
https://www.skyperfectjsat.space/news/detail/qps.html





以上