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ニュースリリース

スカパーJSATグループ カーボンニュートラル達成目標を2025年度へ5年前倒し
~脱炭素社会の実現に向けて当初目標の2030年から前倒し~

2023年10月31日

 株式会社スカパーJSATホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 英一、以下「当社」)は、当社グループの事業活動における温室効果ガス(以下「GHG」)排出量(※1)を実質ゼロにする、カーボンニュートラルの達成時期を2030年から2025年度へ5年前倒すことを決定いたしました。

当社グループは、2021年に重要課題(マテリアリティ)テーマの1つとして「脱炭素社会と循環型経済の実現に向けた環境への寄与」を掲げ、脱炭素社会への移行を2030年に目指す経済的価値、社会的価値の双方を実現するために対応すべき経営課題として捉え、GHG削減に取り組んでまいりました。当社グループにおける再生可能エネルギーの導入は順調に進んでおり、現在、国内ではスカパーJSAT豊洲センター(STC、スカパーJSAT運営)及び札幌センター(SPCC札幌、スカパー・カスタマーリレーションズ運営)を除いた全拠点において、実質再生可能エネルギー由来の電力を使用しています。2022年度末時点の当社グループ全体の使用電力に占める実質再生可能エネルギー比率は93%となっています。(※2)
 こうした取り組みの進展により、今回実現性高く削減目標の前倒しを決定するに至りました。引続き各拠点における実質再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを推進することに加え、国際的に認められた各種オフセット手法も活用し、カーボンニュートラル達成に向けて取り組んでまいります。

※1 Scope1(自らによる直接排出)及びScope2(供給されたエネルギー利用に伴う間接排出)が対象
※2当社および国内連結子会社


<カーボンニュートラル達成への移行計画>

 また、当社グループは、今回発表した脱炭素社会の実現に向けた取り組みだけではなく、グリーン調達、廃棄物の適正な処理など、2023年4月に制定した環境基本方針に則り、環境に配慮した取り組みを行っています。さらに、既存事業の推進と新規事業の開発を通じて、地球環境の改善と社会課題の解決に貢献することを目指しています。当社グループは30年以上にわたり、クリーンなエネルギーである太陽光発電を宇宙で活用した人工衛星で事業を展開しており、環境への対応は、特に衛星通信、衛星画像、ビジネスインテリジェンス分野でのサービス展開において大きなビジネスチャンスになると位置づけています。これらのサービス提供を通じて、お客様の環境への取り組みにも貢献してまいります。

■ スカパーJSATグループ サステナビリティサイト内関連リンク
 ●ESG情報 環境
 https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/esg/environment/
 ●「それぞれの未来ストーリー」 Vol. 2 メディアセンター編
 https://www.skyperfectjsat.space/sustainability/activity/0002/

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今回ご紹介した重要課題テーマ:
脱炭素社会と循環型経済の実現に向けた環境への寄与 
~地球と生きる~

スカパーJSATグループでは、9つの重要課題テーマを特定しています。
詳細は、こちらをご参照ください。

以上