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マテリアリティ

スカパーJSATグループは、グループミッションでありサステナビリティ方針の「Space for your Smile」のもと、長期的な視点で社会価値と経済的価値の持続的創出を図るサステナビリティ経営の実現を目指しています。
地球環境や市場環境が大きく変動する中、スカパーJSATグループを取り巻く経営環境はこの数年で大きく変化しています。このような不確実な中にあっても持続的に価値創出を行なうために、スカパーJSATグループが取り組むべき9つの重要課題テーマと23のマテリアリティを特定しました。
宇宙事業とメディア事業のそれぞれの特性、機会および脅威・リスクを踏まえて、SDGsの17のゴール・169のターゲットに照らして抽出しています。各マテリアリティには「2030年にありたい姿」としての長期目標、その達成に向けた年度毎の短期目標・KPIを設定しています。
なお、ステークホルダーからの要請や、事業ビジョンや戦略の見直しを受け、2023年度に一部マテリアリティの見直しや追加を実施しております。

引き続き「2030年にありたい姿」実現に向けた取り組みを進め、社会価値と経済的価値の創出を図ってまいります。

マテリアリティの
特定プロセス

STEP1

現状の把握と、
取り組むべき課題の洗い出し
社会から必要とされ、持続的な成長を続けるサステナビリティ経営の実現を目指すにあたり、スカパーJSATグループでは「サステナビリティ委員会」を立ち上げました。経営企画担当取締役(2020年度当時)が委員長を務め、各部門リーダーで構成される同委員会のもとに、全部門からアサインされた担当者が、重要課題の特定に取り組みました。
事業活動の現状把握と分析、および今後取り組むべき課題について、議論と検討を重ねるにあたっては、SDGsの169ターゲットやISO26000といったグローバルな指針やガイドラインと照らし合わせ、また他社の重要課題も参考にし、有識者の意見も取り入れました。
このような議論と検討を経て、スカパーJSATグループが取り組むべき社会課題の候補をリストアップしました。

STEP2

課題の評価と優先順位付け
リストアップされた社会課題の候補について、経営層、委員会、マテリアリティ担当者で議論を重ね、課題の評価と候補の絞り込みを行い、スカパーJSATグループの持続的な成長への寄与の観点から経営視点の重要度を定めました。
一方、取引先企業・団体へのヒアリングや有識者からの意見を踏まえ、ステークホルダーや社会からの要請を反映したステークホルダー視点の重要度を定め、この2軸を掛け合わせて重要課題の評価と優先順位付けを行いました。

STEP3

有識者の第3者意見
優先順位付けを行った重要課題について、客観性、妥当性を確認するため、外部有識者とのダイアログを実施し、第3者の意見を取り入れました。

STEP4

サステナビリティ委員会、
経営会議、取締役会での承認
有識者からの意見を反映させ、重要課題テーマと、その下に連なるマテリアリティを特定しました。それらについてスカパーJSATグループとしての妥当性を、マテリアリティ担当、サステナビリティ委員会、経営会議で確認し、最後に取締役会の承認を得て、決定しました。

マテリアリティ表(ESG/SDGsマトリクス)

スカパーJSATグループのマテリアリティは、E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)、ISO26000(国際標準化機構の社会的責任規格)の中核課題、関連するSDGsのゴールとターゲットに照らし合わせています。

  • 笹谷秀光氏の監修によるESG/SDGsマトリクスの手法を活用

有識者の第3者意見
・ダイアログ

スカパーJSATグループのサステナビリティに関する取り組みについて、有識者ダイアログを通して、第3者としてのご意見をいただき、取組みへ反映しております。

最新のダイアログ

2023年度

サステナビリティ全般に関するダイアログ

笹谷秀光氏

CSR/SDGsコンサルタント / 千葉商科大学教授

環境に関するダイアログ

吉高まり氏

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社フェロー(サステナビリティ) / 東京大学教養学部 客員教授

人的資本に関するダイアログ

福原正大氏

Institution for a Global Society株式会社 代表取締役社長 / 一橋大学大学院特任教授 / 人的資本理論の実証化研究会 共同座長