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衛星運用ソリューション・サービス

安定した衛星運用サービス

衛星ビジネスに必要なオペレーションパートナーとして安定した衛星運用を提供します

衛星ビジネスを実現するために衛星運用は欠かせません。
豊富な衛星運用経験をもつスカパーJSATが、オペレーションパートナーとして、安全で効率的な衛星運用を実現し、競争力ある衛星ビジネスの実現に貢献します。

  • POINT 01

    衛星管制サービス

    30年以上にわたり30機以上の衛星管制実績をもつスカパーJSATが、あなたの衛星を安全・確実に管制、様々な衛星ビジネスを支えます。

  • POINT 02

    衛星運用コンサルティング

    地上管制局への衛星管制システム導入から運用の準備、衛星利用開始時の運用支援など様々な衛星運用に関するソリューションを提供します。

  • POINT 03

    疑似複数局レンジングシステム(PSRS)

    スカパーJSATが開発したレンジングシステム(衛星までの距離を測定)を用いることで、従来に比べて大幅な低コストでのレンジング設備を構築します。

衛星管制サービス

概要

アジア最大規模の衛星機数を運用するスカパーJSAT。
スカパーJSATがあらゆる衛星を安全・確実に管制し、高まる衛星ビジネスのニーズにお応えします。
衛星管制は、衛星運用のプロフェッショナル、スカパーJSATにお任せください。

衛星運用の実績

1989年のJCSAT-1号機から30年以上にわたり、これまでに6社の衛星メーカーから11種類の衛星バス、30機以上の衛星を運用、現在は17機の衛星を保有しています。(2021年11月時点)

  • 衛星運用の実績の図

    2021年11月現在

    累積運用衛星機数=34機
    累積衛星運用年数=320年以上

衛星管制サービス提供実績

超高速インターネット衛星「きずな(WINDS)」

  • Credit: JAXA

Kacific ハイスループット衛星(Kacific1)

  • Credit: Boeing

光データ中継衛星(JDRS)

  • Credit: JAXA

技術試験衛星9号機(ETS-9)

  • Credit: JAXA
    2023年打上げ予定

モバイル放送衛星(MBSat)
Xバンド防衛通信衛星「きらめき1号」「きらめき2号」

衛星運用コンサルティング

概要

衛星管制システムの構築・維持、運用体制の整備等、衛星の地上管制に必要なミッションを支援します。また、衛星サービス提供開始(サービスイン)の準備から衛星運用終了時のミッション(リオービット)支援まで衛星運用に関する様々なソリューションをご提供します。

提供ソリューション例

豊富な衛星管制の経験と専門知識をもとに、以下のような衛星運用に関わるソリューションを提供しております。お気軽にお問合せください。

  • 衛星運用の準備支援
    • 衛星運用トレーニングの提供(衛星運用に関する基礎・応用講義、シミュレーション活用、OJT等)
    • 衛星運用体制・手順整備支援
    • 衛星地上管制システムの構築支援
  • 衛星運用支援
    • 衛星データの評価支援
    • 静止衛星軌道位置変更支援
    • 静止衛星リオービット支援
    • 衛星軌道データの評価支援
  • 当社の衛星地上管制システムは、ハードウェアのメンテナンス性や拡張性、省スペース性を高めた仮想環境を導入し、衛星バスの多様化に対して柔軟に対応しています。
    実運用・経験に基づいた効率的な管制システム導入を支援します。

疑似複数局レンジングシステム(PSRS)

概要

静止人工衛星は、太陽や月の引力、地球の重力の傾斜等の影響を受けて少しずつ静止軌道からずれてしまうため、軌道のずれを定期的に修正する作業が必要不可欠です。具体的には、定期的に衛星の位置の確認を行い、衛星の軌道を推定し、これに基づいて必要なジェット噴射を行って、衛星の位置を調整します。衛星の位置を確認するためには地上のアンテナから衛星までの距離を衛星への信号の送受信によって計測するレンジングシステムを使用しますが、必要な精度で衛星の軌道を推定するためのレンジングシステムを従来の技術で実現しようとするとレンジングシステムが複数局必要など高額なものになりがちです。
スカパーJSAT では、VLBI(VLBI:Very Long Baseline Interferometry)に用いられる技術を応用した擬似複数局レンジングシステム(PSRS:Pseudo multi-Station Ranging System)を開発し、受信専用の小型アンテナを用いることで従来に比べて大幅な低コストでのレンジング設備を構築することが可能となりました。
レンジングシステムにPSRS導入をご検討ください。

  • 概要の図

PSRSは、従来のレンジングシステムと組み合わせて使用します。

  1. 従来の1局レンジングにより地点Aと衛星間の距離を測定。(Ra)
  2. 衛星送信信号の到達は地点Aより地点Bが遅れるため、その時間差から距離ΔRを算出。
  3. RaとΔRからRbを算出。(Rb = Ra + ΔR)
    ここでは、地点Bと衛星間の距離を地点Bから信号を送信せず算出することができます。
  4. RaとRbから衛星の位置を算出。

特長

  • 1局レンジングシステムと小型受信アンテナ局の構成により、導入、維持・管理コストを大幅削減。
  • 2局レンジングシステム相当の衛星位置決定精度を実現。
  • 高価なモノパルス追尾アンテナから安価なステップ追尾アンテナや追尾なしアンテナで実現可能。

導入事例

  • 当社衛星で10機以上に導入し、衛星管制サービスご利用の他社衛星にも採用されています。

特許情報

  • 日本特許番号:特許第5450790号
  • 米国特許番号:US 9,638,785 B2
  • 香港特許番号:HK1177638

関連事例

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