宇宙事業
(3月27日 下部更新)2026年3月17日に行われた表彰式の様子を更新しました。
スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:米倉 英一、以下「スカパーJSAT」)は、内閣府が主催する「第7回宇宙開発利用大賞」の選考委員会特別賞を受賞しました。「宇宙開発利用大賞」は、宇宙開発利用の推進において顕著な成果を挙げ、先導的な取り組みを行うなど宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした事例を表彰する制度であり、スカパーJSATの挑戦がその一例として選定されました。
今回の受賞は、スカパーJSATが地上通信と宇宙通信を統合する 5G NTN※1(非地上系ネットワーク) の実現に向けて、世界で初めて※2衛星を介した 5G通信の“越境”実証を達成したことが評価されたものです。
2025年5月に、シンガポールデザイン工科大学(SUTD)をはじめとするパートナー4機関と組成した国際共同研究チームとして、地上系ネットワークの届かないエリアにおける5G NTN 通信技術の世界初の実証に成功しました。さらに、同月23日には大阪・関西万博のシンガポールパビリオンにて、国境を越えたエンドツーエンド※3の5G NTN通信のライブデモを初公開しました。
これら一連の取り組みが、将来の社会インフラを支える宇宙利用の姿を先取りし、レジリエントな通信基盤の実装に向けた技術検証を大きく前進させた点において、宇宙開発利用の推進に大きな貢献をしたものと認められ、今回の受賞につながりました。

今回の国際共同研究および実証で得られた成果は、衛星通信を中心とした次世代通信基盤の可能性を大きく広げるものです。スカパーJSATは、各国の機関やパートナーとの連携を一層深めながら、宇宙と地上をつなぐ技術の社会的価値を高めてまいります。
さらに、スカパーJSATは「Universal NTN™」の実現を通じて、モバイルネットワークと衛星ネットワークのシームレスな接続を可能にする新たな通信基盤の構築を推進します。
■ 関連リンク
・第7回宇宙開発利用大賞 https://s-riyoutaishou7.jp/
・2025年5月26日リリース:スカパーJSATが参画する国際共同研究チーム 新たな5G衛星通信を用いた越境実証に成功
https://www.skyperfectjsat.space/jp/news/20250526_2
■ 3月17日に行われた表彰式の様子


・受賞のポイント(選考委員講評より引用)
国境を越えて日本とシンガポールの間において、衛星を介した5Gの技術規格を用いた通信が実用レベルで機能することを世界で初めて示し、海上輸送・航空や防災など幅広い分野での応用可能性を示した点は、高く評価できる。
また、「Universal NTN™」という優れたコンセプトのもと、実証で得られた知見を活用して国際標準化を主導するとともに、ユースケースの実証に向けたオープンなエコシステムを形成した点も、意義深い。
・受賞コメント
スカパーJSAT 宇宙事業部門 経営戦略本部長代行 八木橋 宏之
このたびは、当社の取り組みをご評価いただき、大変光栄に存じます。国境を越えた衛星を介した5G通信の実証、「Universal NTN™」というコンセプトのもとで推進してきた国際標準化を見据えた取り組み、ならびにオープンなエコシステム形成が、このような形で評価されたことは、当社にとって大きな励みであります。
今後も、宇宙と地上をつなぐ次世代通信基盤の社会実装に向け、国内外のパートナーとともに挑戦を続けてまいります。
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