宇宙事業
商船三井客船株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 上野 友督、以下商船三井客船)、古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長執行役員 古野 幸男、以下古野電気)、スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:米倉 英一、以下スカパーJSAT)の3社は、商船三井客船が運航するクルーズ船「にっぽん丸」※1へ、スカパーJSATの超高速海洋ブロードバンドサービス「JSATMarine(ジェイサットマリン)」(以下、JSATMarine)※2を3月に導入し、乗客向けの船内Wi-Fi及び業務用通信のインターネット接続環境を強化しました。クルーズ客船でのJSATMarineの導入は国内外で初となります。

にっぽん丸には、船舶におけるインターネット利用の黎明期であった2010年より、商船三井客船、古野電気及びスカパーJSATのパートナーシップのもと、衛星インターネット接続サービスが提供されてきた実績があります。2020年に、にっぽん丸は就航30周年を迎え、同年に実施された改装以降は、一部を除く船内全体(客室・公室)にWi-Fi環境が整いました。今回のJSATMarineサービスの導入においては、お客様のインターネット利用の需要増に伴い、特に日本近海において、携帯電話回線の届かない海域での通信速度の向上を目的としています。「クルーズ旅行は非日常を体験できるという側面がありますが、ことインターネットにおいては、船上にいることを意識せず、好きな場所で、得たい情報をいつでも得られる、ということが理想ともいえます。」(商船三井客船 無線室)
また、JSATMarineは特に陸から船への下り回線が非常に高速であるため、例えばインターネット放送や動画の受信など、従来の衛星インターネット接続サービスでは回線速度などの制約上容易にできなかった大容量通信の常時接続や業務用通信などへの活用も期待されます。
にっぽん丸では、3月からJSATMarineサービスの試験的な導入が始まり、将来的には下り最大30Mbps(陸→船)/上り最大3Mbps(船→陸)の速度プランまで拡張する予定です。
※1 にっぽん丸: 1990年竣工。ワンナイトクルーズから世界一周クルーズまで多彩なクルーズを運航している外航クルーズ客船。明治時代より今日に至るまで客船の灯を絶やさずに運航を行っている経験を活かし、おもてなしと寛ぎの旅を提供している。食事に定評があり、リピーターも多い。
※2 JSATMarine: スカパーJSATが保有する衛星および陸上運用拠点を利用した、西太平洋からインド洋の主要な航路をカバーする伝送速度下り(陸→船)最大 50Mbps の高速インターネット接続を実現する海洋ブロードバンドサービス。詳細につきましては、スカパーJSAT(JSAT-Maritime-Sales@sptvjsat.com)までお問合せください。古野電気は、本サービスに対応した機器を供給しています。
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